デイリーレポート(2022年2月10日配信)

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WRITER 山中康司
代表理事
金融リテラシー協会は、日本の金融立国化に貢献し、日本の新たな未来を創造するために設立された協会です。 詐欺にあわない知識、お金を活かすための知識、ふたつの知識の普及・啓発を行い、国民生活の向上と日本経済の発展に貢献し、金融経済教育の分...

本日本文のみとなります。

ドル円は早朝に買い仕掛けと見られる動きが入り、前日高値を上抜け115.68レベルの高値をつけましたが1月28日高値を抜けられなかったことで急速に下の水準へと押しました。その後は東京からNY市場まで115円台半ばの狭いレンジでのもみあいに終始しました。

ユーロドルも前日のレンジの中で上下ともにトライしきれず動意薄のままで終わっています。

ドル関連では本日米国CPIの発表がありますし、ユーロ関連ではECBエコノミストのレーン理事講演でECBのスタンスについて再確認したいということから本日もNY市場までは動きが出にくい流れが続きそうです。

米国CPIについては高めの数字が出ることは想定内、またレーン理事も高羽寄りの発言を行う可能性があり、そうであればドル買いとユーロ買いに安心感が広がる流れにつながりそうです。

本日は想定外の結果とならない前提で以下のレンジを見ておきます。
 ドル円  115.25〜115.65
 ユーロ  1.1405〜1.1455
 ユーロ円 131.75〜132.25



配信日:2022年2月10日