デイリーレポート(2022年1月20日配信)

本日本文のみとなります。

ドル円はNY市場前場までは日経平均と先物の動きに沿って売られた後にやや買い戻されたものの上値は重く、あらためて売りが出る流れとなっていました。ただ株式市場に比べるとドル円の動きは鈍く114円台半ばから前半へとやや水準を下げた程度に留まりました。

ユーロドルはドル売りの動きからじり高の展開ではあったものの株安によるユーロ円の下げもありドル円以上に動きが鈍い1日となりました。前日大きく下げたこともあって、余計に戻りは鈍い印象です。

ドル円は株式市場が弱い地合いとなってきたことから徐々に戻りは鈍くなっています。それでも目先の安値は先週金曜に、戻り高値は今週火曜に見て、そのレンジの中で少しずつ安値圏に向かいやすいという展開です。ユーロドルもドルの動きとして買いも出ているものの、株安が欧州株にも波及する動きもユーロ安となり、ユーロ円の下げとともに上値が重くなってきていると言えるでしょう。

本日も引き続き3主要通貨ペアともに戻り売りを考え、以下のレンジを見ておきます。
　ドル円　　114.00〜114.50
　ユーロ　　1.1320〜1.1365
　ユーロ円　129.40〜129.90