デイリーレポート(2021年4月8日配信)

ドル円は109円台後半でもみあいの一日となりました、目立った材料が無い中で109円台半ば以下の買いと110円台の売りに挟まれ方向感も無いまま横方向の動きに終始しました。

ユーロドルは東京市場では動かず、欧州市場に入り強い経済指標をきっかけにじり高となり、NY市場前場には1.1915レベルの高値をつけました。しかしNY後場以降は米金利上昇とともにユーロ売りとなり1.1861レベルまで押して安値引けとなりました。

ドル円は110円台が徐々に重たくなってきているいっぽうで、東京、NYと2度ほど109.60以下はドル買いオーダーに阻まれ下げきれずと、売り手も買い手もオーダーを置いたままという状況で動きにくくなってきました。長期的なドル高トレンドは続いていますので、下がったところで買っている向きがどう動くか次第という流れになってきましたが、本日も動きにくそうで109.55レベルをサポートに109.95レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

ユーロは底堅い動きではあるものの昨日NY後場の動きを見ていると1.19台前半でごく目先の高値はつけた動きです、本日も戻り売りが出やすいと考えて良いでしょう。ユーロドルが1.1835〜1.1885、ユーロ円は130.00〜130.45レベルとします。