デイリーレポート(2024年2月20日配信)

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WRITER 山中康司
代表理事
金融リテラシー協会は、日本の金融立国化に貢献し、日本の新たな未来を創造するために設立された協会です。 詐欺にあわない知識、お金を活かすための知識、ふたつの知識の普及・啓発を行い、国民生活の向上と日本経済の発展に貢献し、金融経済教育の分...

簡単にコメントしておきます。

米国市場が球場となったことから為替市場は閑散、一日の値幅はドル円が32銭、ユーロドルもわずか27pipsと動意薄のままで終わりました。本日火曜から再開という感じになっています。

ドル円は引き続き押し目買いが強いのですが、現状の金融市場はドル円よりも日経平均株価がいつ史上最高値を更新するのかの方が注目されていて、その影響から円売りの動きがドル円、ユーロ円をはじめとしたクロス円で出やすくなっていると言えます。

ユーロドルはユーロ円での買いと、目先のドル高・ユーロ安の動きとで綱引き状態というところですが、直近でのECB関係者のタカは発言もあり、押し目買いのほうが出やすい地合いと言えます。そう言った意味ではユーロ円の買いが出やすい状態にあると考えられます。



配信日:2024年2月20日