デイリーレポート(2024年1月23日配信)

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WRITER 山中康司
代表理事
金融リテラシー協会は、日本の金融立国化に貢献し、日本の新たな未来を創造するために設立された協会です。 詐欺にあわない知識、お金を活かすための知識、ふたつの知識の普及・啓発を行い、国民生活の向上と日本経済の発展に貢献し、金融経済教育の分...

週明けの東京市場では前週後半からの上値が重たい流れが続きました。148円を挟んで上下する流れが続きましたが、日銀会合を前にして終日の値幅も69銭とドル円にしては静かな一日となりました。

ユーロドルはやや上値が重く1.09台後半でわずか29pipsレンジに留まりました。木曜のECB理事会までは動きが鈍くなりそうです。

本日正午頃に日銀会合の結果が出ますが、コンセンサスは現状維持。イベント通過でも大きな動きには繋がらないと思いますが、最近の動きを見る限り上がっても下がってもドル売りが出やすい地合いにあると思われます。

ユーロドルは引き続き若干上値が重たい程度だと思いますが、ドル円とともにユーロ円の動きが出てくる場合、一時的な振れはありそうです。ただ、動きとしてはユーロ円も下を考えていますので、ユーロドルも下というイメージです。



配信日:2024年1月23日