デイリーレポート(2023年7月4日配信)
週明けのドル円は上下しながらもNY市場までは円安が続き一時144.91レベルの高値をつけました。しかし145円を試しきれず、休日前で参加者も少ない中、弱い経済指標に反応して143.98レベルまで下落。ただ絶対的な金利差があり、引けにかけては144円台半ばを回復しました。
ユーロドルは目立った材料はなかったもののドル円上昇の動きから東京後場には売りが入り1.0870レベルの安値をつけました。しかしドル円が145円手前で足踏みをする中で買い戻しが入り、NY市場ではドル売りの動きから買い戻され日中高値1.0934レベルをつけた後にやや押して引けました。
本日は米国が独立記念日で休場ということもあり、積極的な取引は手控えられると思われます。ドル円は昨日のレンジ内で144円台半ばをもみあいの中心に、ユーロドルは1.08台後半をもみあいの中心とし、ここ数日上抜けられない1.0940レベルをトライするようであれば、上昇の動きが出てくると見られます。
配信日:2023年7月4日