デイリーレポート(2023年6月20日配信)

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WRITER 山中康司
代表理事
金融リテラシー協会は、日本の金融立国化に貢献し、日本の新たな未来を創造するために設立された協会です。 詐欺にあわない知識、お金を活かすための知識、ふたつの知識の普及・啓発を行い、国民生活の向上と日本経済の発展に貢献し、金融経済教育の分...

週明けもドル円は前週の金融政策ウィーク後の円安地合いを継続していましたが、昨日は米国がジューンティーンスで市場も休場となったことから動きは鈍い流れが続きました。高値は142.00レベルをつけたものの積極的な買いにはつながらず、1日のレンジも56銭にとどまり高値もみあいのままで1日を終わりました。ユーロドルはほとんど動きが見られず、終日のレンジはわずか39pipsでした。

今週は本日から再開というイメージですが、主要国の金融政策の温度差から円安地合いがベースになるものの、142円台前半は昨年11月の戻り高値でもあり、当局からの牽制発言も出てくるのではないかと警戒感が広がります。ユーロドルも1.10の大台を前に反落したことからやや上値の重たい流れになりそうです。

本日は以下のレンジを見ておきます。
 ドル円  141.50〜142.10
 ユーロ  1.0890〜1.0955
 ユーロ円 154.50〜155.25



配信日:2023年6月20日