デイリーレポート(2023年2月28日配信)
週明けのドル円は材料出尽くし感もあり、136円台前前半でのもみあいを続けました。押し目では買いたい向きも多い中、金曜の上げが速かったこともあり、136円台半ばでは利食い売りが出ていました。終日レンジもドル円にしては狭い65銭、ドル円よりもユーロドルの動きに目が向かっていました。
ユーロドルはNY市場までは安値圏でのもみあいを続けていましたが、NY市場に入ると米金利が下げるいっぽうでドイツ金利は高止まりしていたことを受けてユーロドルの買いが入り、1.0620レベルへと上昇後高値圏での引けとなりました。
ドル円が主役であることには変わりありませんが。昨日は珍しくユーロドルの値幅の方が大きい一日となりました。今週はドイツ、ユーロ圏のCPI速報値の発表もあり一時的にユーロドルに目が向かいやすい流れです。
本日は昨日の調整が入りやすそうですが、ドル円もいったん調整の売りが先行しそうですから、本日は以下のレンジを見ておきます。
ドル円 135.65〜136.45
ユーロ 1.0540〜1.0610
ユーロ円 143.50〜144.40
配信日:2023年2月28日