デイリーレポート(2021年10月6日配信)
ドル円は終日ドル買いが目立ちました。背景としてはエネルギー市場は高騰を続けているものの株式市場が安定していたこと、また米金利が上昇に転じたことにドル円は素直に反応していました。
ユーロドルも東京市場ではドル買いの動きに沿ったユーロ売りとなっていましたがその後は横ばい、NY市場ではダウが大きく反発し前日高値を超える動きとなるとドル円とともにユーロ円にも買いが目立ち、ユーロドルも底堅い動きとなっていました。
ドル円は先週の112円台で高値を見て今週初の109円台で安値を見た格好となっていて、当面は半値の111円台半ばを中心とした展開となりそうです。日柄的には本日はややドルが底堅い動きとなりやすく。昨日の流れもあり押し目買いの一日となりそうです。ユーロ円もやや底堅い動きを継続しやすいと考えると、ユーロドルは横ばいでしょうか。
米国の債務上限問題は18日までやや余裕があり、今週中はそれほど警戒しなくても良さそうですが、来週に入ると警戒度は上がってきます。また昨日はウォーレン上院議員がパウエルFRB議長の再任に反対しましたが、こちらも任期が来年2月まで残っていますので、今すぐどうという話題ではないでしょう。
本日以下のレンジを見ておきます。
ドル円 111.35〜111.75
ユーロ 1.1575〜1.1615
ユーロ円 129.15〜129.60
配信日:2021年10月6日