デイリーレポート(2021年4月16日配信)
本日まで本文のみの更新となります。
ドル円は終日上値が重たい流れとなっていたものの前日に続いて値幅は35銭と積極的な取引が手控えられました。東京市場では全く動意が見られませんでしたが、海外市場に移り米金利低下とともにドル円でのドル安が進みました。NY市場では108.61レベルの安値をつけ、そのまま安値圏でもみあいのまま引けました。
いっぽうユーロドルは1.20の大台を前に上値が重く、東京市場は1.1990レベルから反落、欧州市場では再度1.1993レベルまで買われたものの反落し1.20での上値の重さを感じさせる一日となりました。NY市場では1.1956レベルへと水準を下げたものの取引は冴えない状態が続きました。
ドル円は既に109円が重たくなってきましたが、109.00には実際にドル売りオーダーが並び始めています。ユーロドルも1.20の大台が重くなっていて、結果としてユーロ円が130.55レベルから130.02レベルへと下げることとなりました。ユーロ円では逆に130.00の大台には買いも見られますが、週末を前にさらにドル円のポジション調整が続くようであれば、ドル円とともに一段安となる可能性はあるでしょう。
本日も主要通貨での戻り売りを考え、以下のレンジを見ておきます。
ドル円 108.50〜108.90
ユーロ 1.1940〜1.1985
ユーロ円 129.85〜130.30
配信日:2021年4月16日