Dailyレポート(2019年7月5日配信)

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WRITER 山中康司
代表理事
金融リテラシー協会は、日本の金融立国化に貢献し、日本の新たな未来を創造するために設立された協会です。 詐欺にあわない知識、お金を活かすための知識、ふたつの知識の普及・啓発を行い、国民生活の向上と日本経済の発展に貢献し、金融経済教育の分...

米国市場が独立記念日で休場となること、金曜に米国雇用統計を控えていることもあって主要3通貨ペアともに終日膠着状態が続きました。ドル円はいつ見ても107.80レベル、ユーロドルも1.1285を挟んで上下10pips程度とまったく動意の見られないままで引けています。

本日は米国雇用統計発表がありますが、ほぼ完全雇用の状況下で単月の数字が金融政策に影響を与えることもなく、注目すべき経済指標とは言えませんが、膠着のあとということもあって、瞬間的な振れはあるかもしれません。NFPはコンセンサスが16.5万、予想されるレンジが13.0万〜20.0万となっていますので、ここを外れるような数字ですとある程度の動きにはつながりそうです。

本日もNY市場が入ってくるまでは大きな動きは期待し難く、雇用統計までは以下のレンジを見ておきます。
 ドル円  107.70〜95
 ユーロ  1.1270〜99
 ユーロ円 121.55〜85

レポート全文はこちら http://www.ascendant.jp/gain/daily/Daily.pdf



配信日:2019年7月5日