デイリーレポート(2022年12月28日配信)

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WRITER 山中康司
代表理事
金融リテラシー協会は、日本の金融立国化に貢献し、日本の新たな未来を創造するために設立された協会です。 詐欺にあわない知識、お金を活かすための知識、ふたつの知識の普及・啓発を行い、国民生活の向上と日本経済の発展に貢献し、金融経済教育の分...

コモンウェルス(英連邦)は引き続き休場となることもあり全般に取引は低調だったものの、東京時間は3主要通貨ペアともに底堅い展開となりました。先週からの円売り直しの動きが続いていることに加え、海外市場に移ってからは米金利上昇の動きも手伝って一段高、NY市場では133.59レベルまで上昇し、高値圏での引けとなりました。

ユーロドルは若干脳上下をしつつも欧州市場昼前には1.0670レベルの高値をつけましたが、米金利上昇によるドル買いの動きから反落、1.0611レベルの安値を見たものの下げきれず、引けにかけては東京始値の水準に押して引けました。

まだ市場は本格的にクリスマス明けとはいかずに低調な状態が続いていますが、本日からは欧米勢が揃うこととなり、昨日のドル買いの動きを続けるのか調整が入るのかを見たいというところだと思います。ただ東京勢は徐々に年末モードへと移りますので、積極的な取引はt日変えられたままの状態となるでしょう。

本日はNY終値近辺でのもみあいを継続しやすいと見て以下のレンジを見ておきます。
 ドル円  133.15〜133.95
 ユーロ  1.0610〜1.0670
 ユーロ円 141.60〜142.60



配信日:2022年12月28日