金融用語解説_円高・円安とは | 一般社団法人 金融リテラシー協会

金融用語解説_円高・円安とは

2020年10月10日
金融リテラシー向上のため、知るぽるとサイトの金融用語解説をベースに「あ行」から順にお伝えしています。
補足説明が必要と思われる箇所には追記していきます。今回は、円高・円安とは円高とは、円の他通貨に対する相対的価値、言い換えると、円1単位で交換できる他通貨の単位数が相対的に多い状態のことです。
円安とは、円の他通貨に対する相対的価値(円1単位で交換できる他通貨の単位数)が相対的に少ない状態のことです。例えば、旅先の米国で買い物をするため、手持ちの1万円をUSDに両替するとします。
為替相場が1USD=100円であれば、1万を100で割った100$になります。
もし、為替相場が1USD=80円であれば、1万を80で割った125USDになり、また、1USD=125円であれば、1万を125で割った80USDになります。
これらを比べると、1USD=80円の場合は、1USD=100円の場合と比べて、同じ金額の円についてより多くのドルを取得できるので、円高ということになります。
逆に、1USD=125円の場合は、1USD=100円の場合と比べて、同じ金額の円より少ないUSDしか取得できないので、円安ということになります。

更新日: 2020-10-10