デイリーレポート | 一般社団法人 金融リテラシー協会

デイリーレポート

2021年4月15日
本日も本文のみの更新となります。ドル円は東京前場に日経平均株価の下げとともに円高が進行、短期筋のストップも巻き込みながら108.75レベルの安値をつけました。しかし売りが一巡すると押し目買いで入る向きも多く欧州市場序盤にNY引けの水準に戻しました。海外市場ではユーロ買いの動きからドルの上値が重たい展開が続きましたが狭い値幅での取引に終始し、一日のレンジも35銭に留まりました。ユーロドルは終日じり高の流れとなりました。欧州市場ではECB副総裁が現在の政策を継続することを繰り返し、一時的に推しは入ったものの対ドル、対円ともに底堅いc試合を継続しNY市場では1.1987レベルまで水準を切り上げ、高値圏での引けとなりました。ドル円はドル売りの中心となっていた利食い、ストップともに108円台後半で一巡した感じはありますが、ユーロドルにおいてもドル売りの動きとなっていることからドルの上値が重たい流れは続きそうです。本日も主要通貨での戻り売りを考え、以下のレンジを見ておきます。
 ドル円  108.65〜109.05
 ユーロ  1.1950〜1.1995
 ユーロ円 130.20〜130.60

更新日: 2021-04-15 11:07:51