ドル円は東京前場に若干上げ、その後引けに向けてその分をじり安とした動きのみで一日の値幅もわずか34銭にとどまりました。根強い押し目買いが出る一方で151円台後半では当局の牽制もあり、動きにくい流れになってきました。ユーロドルは欧州市場まではわずかに安値を切り下げ1.0725レベルをつけていました。連休後の欧州市場では欧州の金利上昇の動きもあり、ユーロが対ドル、対円で買われ、どちらも前日のみみあいの水準へと戻して引けました。イースター休暇明けではあるものの動意薄で次の材料待ちの状態となっています。経済指標にも目立った反応は見られず、米国雇用統計待ちという展開ですが、日柄的には上下に振れやすい時間帯に入っているため、思わぬ動きが出てくる可能性には注意が必要です。それでも基本的には昨日終値を中心としたもみあいになりやすいでしょう。
更新日：
2024-04-03 11:51:29