週明けのドル円はイースターマンデーということもあってNY市場までは若干底堅い程度の小動きが続きました。NY市場に入り発表されたISM製造業が予想よりも強く米金利が上昇、10年債利回りが4.337％まで上昇する流れの中で151.77レベルまで上昇し、引けにかけては若干押しました。ユーロドルもNY市場まで小動き、NY市場では米金利上昇からユーロドルは下落しましたが、最近のECB早期緩和思惑との対比もあり、ユーロドルは安値1.0731レベルと珍しく値幅はドル円よりも大きい一日となりました。欧州勢は本日から復帰しますが、昨日のドル買いの動きを続けやすくユーロドルは戻り売りが出やすい流れとなります。いっぽうでドル円は朝から鈴木財務相の牽制発言が出ているなど、依然として介入警戒感もあるため上下とも限定的な値動きに抑えられそうです。
更新日：
2024-04-02 09:35:15