デイリーレポート | 一般社団法人 金融リテラシー協会

デイリーレポート

2024年1月10日
ドル円は東京朝方こそ実需売りも出て143.42レベルまで下押ししましたが、その後は買い戻しが入りNY市場までは144円を中心として若干底堅い値動きが続きました。NYではロンドンフィキシングで買いが出たとの話ですが、下押しの調整が終わり改めて買いも出てきたという印象です。144.62レベルまで水準を上げ、若干押して引けました。ユーロドルも基本的にはドル円と同方向で一日を振り返るとユーロ売り・ドル買いの動きでしたが、終日レンジは56pipsと狭く、前週からの動意に乏しい状況に変化は出ていません。ドル円は上述した通りですが、改めて円売りの動きが出てきた印象です。ただ145円の大台超えではドル売りオーダーも残っていると見られ、大台をトライするほどの材料も無いと見られます。本日もドルがやや底堅い動きの中で、ドル円が主役となりユーロドルの動きは鈍いままというところでしょうか。

更新日: 2024-01-10 10:42:58