デイリーレポート | 一般社団法人 金融リテラシー協会

デイリーレポート

2022年12月26日
ドル円は前日に続いて買い戻しが続きました。要因は米金利(10年債利回り)が前日海外市場からの上昇を続けたことによるものです。NYの引け間際には3.753%と11月30日以来の水準まで上昇し、ドル円もNY市場で133.14レベルの高値をつけましたが、欧米の主要な取引所が短縮取引となることや、週明け月曜がクリスマスの代休で東京を除く主要な市場が全休場となることもあって取引自体は低調な1日でした。ユーロドルはユーロ円での円安の動きの影響もあって、終日底堅い展開でした。金曜、月曜と欧州の市場参加者が激減することもあって、ユーロドルで積極的な取引が手控えられた影響が大きいと言えます。本日はクリスマスの代休で東京以外は休み、明日も英国とコモンウェルスは引き続き休みとなりますので、海外勢の本格復帰は水曜からとなります。いっぽうで東京勢は木曜、金曜は年末の休みに入る企業も多く、今年の年末年始は日柄的にも注意が必要そうです。本日については特に理由がない限り積極的な取引は手控えるべき1日です。

更新日: 2022-12-26 10:28:59