デイリーレポート | 一般社団法人 金融リテラシー協会

デイリーレポート

2022年10月6日
ドル円は144円台で始まったものの朝方に前日安値を下回るとストップオーダーを引っ掛けて143.53レベルの安値をつけました。しかし143円台半ばでは下がったら買いたいと考える向きも多くすぐに反転上昇、ユーロドルの下げもありNY前場には144.85レベルまで上昇後高値圏でもみあいのまま引けました。ユーロドルは前日引け間際に一時パリティを回復しましたが、トライしきれず上値が重たいスタートを切りました。米金利も上昇する動きも加りNY前場には0.9835レベルまで下げましたが、引けにかけては米金利も下げに転じたことでやや買い戻されて引けています。ドル円は145円台では介入警戒感が残る一方で143円台半ばでは買いも構えているといった流れですが、米国雇用統計からの東京3連休が控えていることもあって、積極的には動きにくい地合いのようです。またユーロドルも新たな材料が出てこない中で、買い戻しが続いていましたがパリティで反落したことから、こちら短期的には人相場終わったという流れに思えます。本日は昨日の動きの後でややドル売りが強そうなイメージですから以下のレンジを見ておきます。
 ドル円  144.10〜144.80
 ユーロ  0.9890〜0.9960
 ユーロ円 143.10〜143.80

更新日: 2022-10-06 12:56:14