デイリーレポート | 一般社団法人 金融リテラシー協会

デイリーレポート

2022年9月20日
週明けのドル円は東京市場が休場となる中で米位金利上昇の動きとともにドル買いとなり、NY市場が始まる頃に143.64レベルの高値をつけました。米10年債利回りは2011年以来の3.518%まで上昇したものの、NY市場では米金利が低下する動きとともに下押ししましたが、LDN市場もエリザベス女王国葬で休場だったため、全般に動きは鈍い状況でした。ユーロドルも東京市場では米金利上昇によるドル高(ユーロ安)、海外市場ではドル安(ユーロ高)の動きでしたが、東京、LDNともに休場の影響もあって1日のレンジも63pipsに留まりました。今週は連日主要国の金融政策決定会合が開かれますが、最大の注目はFMOCとその後の議長会見です。0.75%利上げで確定してはいるものの、どのようなヘッドラインが出てくるのか、また会見でどのような方向性を示すのかに注目が集まります。本日はFOMCを明日に控えて基本的に方向性が出にくいもみあい相場になりそうですから、以下のレンジを見ておきます。
 ドル円  142.60〜143.60
 ユーロ  0.9980〜1.0070
 ユーロ円 143.10〜144.00

更新日: 2022-09-20 12:15:39