デイリーレポート

ドル円は、終日上値が重たい地合いとはなっていたものの値幅は伴わず、30銭強のレンジの中で方向感が出ない週末相場となりました。株式市場はNY市場まではじり高、NY市場では売られましたが為替市場への影響は特に見られませんでした。

いっぽうユーロドルは、NY市場までは1.12台前半を中心として30pipsにも満たないもみあいとなっていました。NY市場に入り買いが先行する中で1.1254レベルの高値をつけたものの前日高値は抜けられず、逆ににわかロングが増えてこともあって、週末前のストップオーダーに実需のユーロ売りも加わって1.1168レベルの週間安値をつけました。EUサミットにおいて復興基金の合意が先送りされたこともユーロの上値を抑える要因となっていました。

ドル円は値幅は狭いものの上値は重く107円台前半では既にドル売りオーダーが出てきています。また週末には、トランプ大統領による司法介入の疑い(NY州南部の連邦検事解任関与)、米国での新型コロナウイルス感染者拡大について、いまだ第一波が続いているとの見方などもあり、週明けのダウ先物は金曜NY市場の流れを受けて続落する動きとなっています。本日もドル円は上値の重たい展開になりやすいと見て107.00レベルをレジスタンスに106.50レベルをサポートとする流れを見ておきます。

ユーロドルは金曜の下げに加えて、週明け早朝のダウ先物の下げがリスクオフでユーロ円の売りにつながりやすく、ユーロは対ドル、対円で上値の重たい展開になりやすいでしょう。本日はユーロドルが1.1145〜1.1195、ユーロ円は119.05〜60のレンジとします。


配信日:2020年6月22日