デイリーレポート

2日間を簡単に振り返っておきます。
火曜のドル円は東京市場では動かず、欧州市場に入ってからユーロドルの上昇に引っ張られて106.56レベルまで水準を下げましたが、NY市場に入りユーロドルが行って来いの動きとともに106円代後半に戻して引けました。
いっぽうユーロドルは、欧州市場に入りドル売りの動きが先行する中、前日高値を上抜けるとストップも巻き込みながら1.0889レベルの高値をつけました。その後、実需のユーロ売りに押されて日計り組のストップも重なり1.08台前半に押して引けました。

東京が球場となった昨日のドル円は特に目立った材料は無いもののドル売りが先行、その後も上値の重たい展開が続き、欧州市場前場には106.36レベルの安値をつけました。NY市場では株高の動きとともに買い戻しが目立ち、106.76レベルと東京朝方の水準へと戻しましたが売りも残っていたため、そのままもみあいでの引けとなりました。
いっぽうユーロドルは、改めて買いが目立つ動きを終日続けることとなりました。アジア時間は押しも入らず上昇を続けていましたが、その後は前日高値を超えられず、NY後場まで上下しながらももみあい。引けにかけては再びユーロに対ドル、対円で買いが入りましたが、ユーロドルは前日高値を超えられないまま引けました。
また、昨夜発表された米国GDPは予想通りに弱い数字が発表され、またFOMCも現状維持となったことから為替市場は特に反応が無いまま、本日のECB理事会を迎えることとなります。

ここ2日間はドルは全般に弱い動きとなりましたが、ドル円は3月安値とその後の戻り高値との半値押しが106.45となっていたこともあって、ターゲットを目指したテクニカルなドル売りも目立っていたようです。このターゲットを若干下回る水準に下げたことで達成感も出たことから、いったん動きとしてはニュートラルになります。ただ、106円台後半から107円にかけては売り遅れている向きのドル売りオーダーも見られ、基本的には戻り売りの水準を探ることとなります。本日は106.30レベルをサポートに106.80レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

ユーロドルも先週金曜NY市場での強い動きを見て以降は、テクニカルにユーロ買いに転じる動きになってきましたので、上下しながらも押し目買いが出やすい地合いです。本日のECB理事会では一部で追加緩和を見込む向きもありますが、FOMC同様に現状維持を確認するに留まるでしょうから、大きな材料にはならないと考えられます。イベント通過後も週初からのユーロ買いトレンドは続くと見ています。本日はユーロドルが1.0850〜1.0900、ユーロ円は115.75〜116.20のレンジとします。


配信日:2020年4月30日