デイリーレポート

ドル円は欧州市場がイースターで金曜〜月曜と全休場になることもあって東京前場に若干の上下を見て以降は全く動かず、108.40水準を挟んで非常に狭いレンジのままで週末クローズとなりました。
いっぽうユーロドルもほとんど動きが見られず、東京前場にわずかに水準を上げて以降は、ドル円同様に狭いレンジの中で動意のないまま引けました。

週明け早朝の市場ではOPECプラスによる減産がメキシコに配慮して970万バレルの減産で決着、また週末のG20エネルギー相会合では米国も含めて世界全体で1500万バレルの減産で合意とのヘッドラインが出ています。本来ならば世界全体の15%に相当する大規模な減産ですが、逆にこれ以上の減産も無理という見方から今年に入ってからの需要減の半分にしかならないと材料出尽くしの流れで、早朝の原油先物市場は上昇後に大幅安となり22.03ドルまで下げています。原油市場は金融市場と異なり需要がものを言いますので、コロナウイルス感染拡大が一段落し人と物の移動が回復するまでは上昇は困難な状況でしょう。

またGLOBEX(先物)市場では、原油安を嫌気して株価指数先物が下げて休場明けのスタート、そうした動きを見て為替市場は従来型リスクオフの円高で反応し、ドル円は上値が重たくなってくると考えられます。ユーロ円もドル円に追随し、ユーロドルはドルの動きとユーロ円の動きに挟まれてニュートラルという動きを考えますが、本日も欧州市場を中心にイースターマンデーで休場となる市場が多いことから、NY市場が始まるまでは動きは鈍くなってくるでしょう。

本日は以下の各レンジを考えておきます。
 ドル円   108.05〜55
 ユーロドル 1.0915〜55
 ユーロ円  118.20〜70


配信日:2020年4月13日