デイリーレポート(2020年4月9日配信)
東京市場のドル円は前日NY市場での株価の下げに対して、トランプ大統領の楽観的な発言も手伝って調整の買い戻しが入りドル買いが先行しました。NY市場まではもみあいを続けていましたが、売りも残っていて若干水準を下げたあとに引けにかけては再びもみあいとなりました。
いっぽうユーロドルは東京市場ではドル買いから上値の重たい動きとなっていましたが、欧州市場に入りコロナ対策で財務省会合で合意が得られなかったとのニュースから売りが強まりました。しかし、明日からのイースター休暇前に決まるとの話が出て買い戻しが入った後は引けまでもみあいの状態が続きました。
株式市場は相変わらずの強さでサンダース上院議員が大統領選から撤退するとのニュースも株式市場では好感され前日高値圏での引けとなりましたが、為替市場では目立った反応も見られず、最近では静かな動きとなってきました。また明日からは欧州を中心にイースターの4連休となるところが多いため、本日も大きな動きは出てこないと考えられます。基本的には横方向への動きとなりやすく予想レンジとして以下の参考レンジをあげておきます。
ドル円 108.60〜109.15
ユーロ 1.0840〜1.0890
ユーロ円 118.10〜118.55
配信日:2020年4月9日