デイリーレポート

木曜以降の流れを振り返りましょう。

木曜のドル円はドル買いの流れが強まる中でストップも巻き込みながら109円台半ばへと上昇、東京後場には108円台半ばまで押す場面も見られましたが、欧州市場に移ってからはユーロ売りがリードしてのドル買いとなりました。その後もドル買いの流れは収まらず、NY市場では111円台に近づいて引けました。
いっぽうユーロドルもドル高地合いではあるものの東京市場ではユーロの上値が重たい程度に留まっていました。欧州市場に入りユーロ売りの流れが強まり、ユーロドルはNY市場後場には1.06台半ばへと押して安値引けとなりました。

東京市場が休場となった金曜は相変わらず荒っぽい値動きが続き、朝方には111.36レベルの高値をつけましたが、その後は急反転し週末前のポジション調整や短期筋のストップを巻き込みながら2円ほど売られる展開となりました。しかし海外市場に移ってからは一転してドル買いへと転じ、NY昼頃には日中高値を111.50レベルへと伸ばし、引けにかけては110円台後半へと押しました。
いっぽうユーロドルもアジア市場では前日安値をわずかに更新した後に急反転し上昇、欧州市場序盤には1.08台前半の高値をつけました。その後はドル書いの動きの中でNY後場には日中安値を更新しやや戻して引けました。

そして、週明けの市場ですが、週末も新型コロナウイルスの世界経済に与える影響、そして東京オリンピック延期の話も出てきたことで株式市場は早朝の指数先物が急落してのスタートとなっています。日経平均株価が場中に16000円を割り込んでくると、日経平均リンク債も軒並みノックアウト水準に引っかかり個人投資家を中心に大きな含み損を抱えることとなります。いっぽう為替市場は資金ニーズが根強いこともあって今朝の動きの中ではややドルが売られる程度に留まっていますが、金曜に111円台半ばまで円安が進んだことから今日のところはドル売りが先行しやすい流れが考えられます。

またユーロドルも欧州でのパンデミックが拡大する中で、欧州売りの様相は引かないため、基本的にユーロの上値が重たい状況は続きやすいと言えます。ドル円でドルが売られる局面でもユーロドルの買いは限定的なものに留まるでしょう。本日はドル円とともにユーロ円の上値が重たい展開が予想されます。

参考レンジは以下の通りです。
 ドル円  109.80〜111.11
 ユーロ  1.0630〜1.0750
 ユーロ円 117.40〜118.60


配信日:2020年3月23日