デイリーレポート

2日間の動きを振り返っておきます。

月曜のドル円は祝日を控えて終日鈍い動きとはなっていましたが、先週後半の110円台での上値の重さを意識して早朝から売りが先行し109.56レベルの安値をつけました。しかし、金曜安値も抜けられず109.88まで戻した後は狭いレンジの中でじり安のまま一日を終えました。
続いて東京市場が休場となった昨日のアジア市場では海外の株価指数先物の上昇とともに前日の売りに対する買い戻しが目立ちましたが、パウエルFRB議長の議会証言を前にほぼ行って来い。パウエル議長は現状の金融政策を適切と発言したことを受けドル買いで反応、109.97レベルの高値をつけましたがすぐに元の水準へと押し、前日終値水準での引けとなりました。

いっぽうユーロドルは、月曜はNY市場に入るまでは全く動かず、NY市場に入りメルケル首相の後任選びがCDU党首の辞任意向から白紙に戻ったことを嫌気してのユーロ売りとなりました。引けにかけて1.0908レベルの安値をつけ安値引けとなりました。続く火曜もNY市場までは全く動かず、NY市場ではパウエル議長の発言からドル買い(ユーロ売り)となり、1.0891レベルの安値をつけました。しかし、ユーロドルも引けにかけては買い戻され、前日終値レベルでの引けとなりました。

ドル円は週明け以降威嚇的底堅い地合いではあるものの、先週後半の110円台での上値の重さもあり積極的には買いにくい地合いとなってます。110円台では実需筋の売りが見られること、また長期レジスタンスラインが110円水準にあることも積極的に買いにくくしているテクニカルな材料です。ドルインデックスも高水準となってきているため、110円を明確に上抜けて行かない限り、本日も戻り売りのスタンスがワークするでしょう。110.00レベるをレジスタンスに109.60レベルをサポートとする流れを見ておきます。

ユーロはポンドも含めて悪材料が目立つ流れが続いています。弱いユーロがドルを高止まりさせ、直近ではドルインデックスが98.86にまで上昇してきている点は気になりますが、ユーロは対ドル、対円とも弱い地合いが続きやすいと考えざるを得ません。ドル高牽制発言が出てくる可能性が高いのですが、絶好のユーロ戻り売りの場とされる可能性も高そうです。本日はユーロドルが1.0895〜1.0935、ユーロ円は119.60〜120.15とします。


配信日:2020年2月12日