デイリーレポート

東京市場のドル円は株価の動きと週末前のポジション調整も重なってドルの上値が重たい展開が続きました。その後、欧州市場でユーロが下げた時と、NY市場で雇用統計が強かった時と2度ほど110円をトライしたものの抜け切れず、引けにかけては米国株価のじり安に沿って上値の重たいままでの引けとなりました。

いっぽうユーロドルは東京市場では動きが見られなかったものの、欧州市場に入り弱いドイツの経済指標をきっかけにユーロ売りが先行しました。NY市場ではドル売りの動きで一時的にユーロ買いも見られましたが、ペンス副大統領が英国のファーウェイ容認に苦言を呈したことからポンド売りがユーロ売りとなり、安値引けとなりました。

ドル円は110円の大台の重たさを感じさせる週末となりましたが、1月に110.20レベルにあった2015年125円台からのレジスタンスが、2月は110.00レベルにあり今回もこの長期レジスタンスラインで反落した格好です。年単位のレジスタンスですから数十銭程度は誤差のうちと考えられますが、2回連続でほぼ誤差無しで反落していることから、テクニカルには戻り売りがワークしそうに思えます。本日も上がったところは売りというイメージで、109.80レベルをレジスタンスに109.40レベルをサポートとする流れを見ておきます。

ユーロドルは最近はドルの動き、ユーロ円の動き、そしてポンドの動きとその時によって一緒に動く通貨の対象が異なっていますが、どちらかというとユーロ売りに作用しやすいことが多い印象です。直近では英国の移行期間における協議難航懸念がポンド売りとなり、それがユーロドルの上値を重くしています。すでに1.10の大台も遠のきつつありユーロドルも戻り売りがよさそうです。本日はユーロドルが1.0930〜70、ユーロ円は119.75〜120.20とします。


配信日:2020年2月10日