投稿日:2021年3月7日
最終更新日:2021年11月14日

暗号資産売買高、2月は17%増

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WRITER 安達先大行
監事
これからの日本を背負う子どもたちに「金融教育」を行う取り組みが始まろうとしています。 先進国の中でも株、為替、投資商品など金融に関する情報を読み解く力「金融リテラシー」が格段に低いことに対する対策を、国が教育カリキュラムへの導入という形でようやく取ろうとしているのです。
暗号資産売買高、2月は17%増

暗号資産売買高、2月は17%増

[ロンドン 5日 ロイター] - 英調査会社クリプトコンペアが5日公表したデータによると、暗号資産(仮想通貨)取引所の売買高が2月に17%増の2兆7000億ドルとなった。主要な取引所の市場占有率が増えていることも明らかになった。

主要な取引所の売買高は35%超増え、2兆4000億ドルとなった。
一方、小規模な取引所は36%減の3810億ドル。主要な取引所に取引が集中していることを示唆した。

売買高はビットコインが10%値下がりした2月23日に1599億ドルと過去最高を更新した。 米電気自動車(EV)メーカーのテスラや米クレジットカード大手マスターカードなどが暗号資産への支持を表明したことで、ビットコインは2月に5万8354ドルと過去最高値を付けた。時価総額は1兆ドルとなった。テスラは2月にビットコインを15億ドル購入した。大口の投資家によるビットコインへの関心が増していることも相場を押し上げる要因となった。

ビットコインはその後、ピークから約20%下落し、4万7000ドル近辺で取引されている。ビットコインは価格が乱高下することから商用利用が長らく進まない状態だ。 主要な取引所であるバイナンスは売買高が2月に前月比66%増の7610億ドルと、伸びが最も大きかった。続いてアジアの投資家に人気なHuobi(フォビ)、OKExがそれぞれ12%増の2140億と26%増の1880億ドルだった。

ビットコイン予想として様々な予測が発信されております。
Fundstratアナリストのトム・リーによるビットコインの為替予想
トム・リー氏コメント

・2021年は2017年によく似ており、ビットコインは2020年よりも2021年の方が良くなり4倍になる可能性がある ・2021年はビットコインはさらに300%上昇するだろう ・放物線を描いて上昇する

仮想通貨投資会社ファウンダーのノボグラーツ氏の予想
仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルの創業者マイケル・ノボグラーツ氏は2021年2月、ブルームバーグへ「ビットコインが年内に2倍以上の10万ドル(約1052万円)に上昇する」と予想を発表しています。

メディアによる暗号資産CMで個人の参入だけでなく、企業のビットコインによる資産保有が盛んになるとの見方も示しています。